アロマテラピーとは、「アロマ(aroma)=芳香」、「テラピー(therapy)=治療」の意味で、ハーブから抽出した精油(エッセンシャルオイル)を使う、芳香療法。ヨーロッパなどでは、古くから用いられていて、医学的な力も確かめられています。
なぜ、香りが効くのか、って?においを感じる鼻は脳と直結しているからです。においは、鼻腔の奥になる嗅神経細胞を刺激して脳の視床下部に伝達されます。視床下部といえば、ホルモンの司令塔!さらに働きかけるのだから、大きな効果が期待できて当然。
アロママッサージは、エッセンシャルオイルが皮膚から体内に浸透するだけでなく、香り(アロマ)が鼻から直接吸収されますので、さらに精神的な効果が増大します。アロママッサージをすることにより、皮膚から吸収されたエッセンシャルオイルが毛穴や皮膚表面の角質細胞などを通って真皮へ浸透し、血液やリンパ腺を通って体内を循環します。
ホルモンは私達の心と身体を支配している共いえる物質。毎月の生理は女性ホルモンのおかげだし、ストレスに対処できるのも、生きがいや快感を感じるのも、モルモンがあるから。若さも美しいさもみーんなホルモンのしわざなのです。
このホルモンをコントロールできたら、私達の不調は改善し、元気回復、快適な生活を送れるはず。女性ホルモンや男性ホルモン的作用、抗炎症作用、感染症と闘う抗感染作用、強壮作用、抗アレルギー、消化促進、鎮静作用、抑うつ作用など、実に様々な薬理効果が認められているのはアロマテラピーです。
アロママッサージとは、アロマオイル(精油)を用いて行うオイルマッサージのことです。アロマテラピー(トリートメント)はスウェーデン人のパー・ヘンリック・リン氏によって体系化されたスウェディッシュマッサージに大きな影響をうけ発展しました。
スウェディッシュマッサージはその名のとおり、スウェーデン人により考案されたマッサージです。オイルを少量使い直接表層の筋群はもちろん深部の筋組織まで刺激を与えてしっかり揉みほぐすスタイルが特徴です。下記のような手技が一般的です。
軽擦法、揉捏法、強擦法、叩打法など・・・
このように精油を直接肌に塗ることによって、鼻からだけでなく皮膚から香り成分を吸収させ、アロマの効果を最大限に生かしているのです。
皮膚は最大の面積を占める臓器です、免疫機能を持つ皮膚にオイルマッサージと温湿布同時に行うことで、浮き出でくる老廃物を溶解・除去するだけでなく、身も心もリラックスでき、肩こり・腰痛・関節の痛みなどが驚くほど緩和されます。また酸素が与えられた細胞は活性化し、皮膚と筋肉の新陳代謝も高めます。
温湿布は、生理痛、頭痛、腰痛、肩こりなど、血行を促進させることで痛みをやわらげることが出来るような場合に利用しましょう。
精油を使用しなくても効果はありますが、精油を加えたアロマ湿布はその精油の持つさまざまな作用も得ることが出来ます。
痛みをやわらげる効果のある精油が良い
ラベンダー、ゼラニウム、ローマンカモミール、クラリセージ、サイプレス、ユーカリ、ローズマリー等
●温湿布の作り方●
@洗面器に、タオルが浸る程度の熱湯を入れる
A目的に合った精油を1〜2滴入れる
B短冊折りにしたタオルを、その中に浸す
※絞るときにやけどしないよう、タオルの両端をお湯につけないようにする
C表面に浮いている精油の油膜を、すくうようにしてタオルに含ませる
D両端をひねって絞る
※やけどしないように注意する
※水面の精油がタオルの表面についている為、その面を内側にして絞ると肌に直接精油が触れなくて良い
<注意点>
・温湿布用のタオルとは別に、蒸しタオルを一枚用意して上から覆うこと
・冷めてきたら、もう一度熱いお湯に浸して作り直すこと
※タオルが熱い状態であることが、温湿布を使用する点で大変重要なことです。
精油の中には体調や体質によって使用を控えた方がいいものがあります。
アロマセラピーを楽しむためにも、以下の内容を確認しておきましょう。



下記は特にホルモンの働きを高める清油です。
◆パチュリ
効果
催淫作用と抗うつ作用を兼ね備え、働きすぎの知性を
落ち着かせます。そして感性を穏やかに刺激して
「神」を高揚させます。
さらにスパイシーで温かな芳香が喜びと動機を授けるのです
◆ジャスミン
効果
伝統医療において、催淫作用があることから
ジャスミンは子宝のハーブに位置づけられます。
感情と官能のバランスをとるジャスミンの働きを
単に生殖機能を高めるという理由のみでは説明しきれません。
◆ベチパー
効果
仕事のしすぎから起こる精神の消耗や
肉体を実感できず、欲求に気づかないときにも
同様に働きます。ベティパー油は霊性と物質の間の溝を
埋めながら、鎮静させ、同時に回復させます。
中心の軸をとり戻させ、再び結びつけます。
◆イランイラン
熱帯樹らしくエキゾチックで濃厚な甘い香りを持ち、その芳香の示す通り
性的な気分を高める催淫作用があるところから密かに人気があります。
南洋の島には新婚初夜のベットにこの花をまき散らすロマンチックな風習があるそうです。
瞑想する時に使われることもあります。
効果
=精神面への効果=
・アドレナリン流出を抑える
・リラックスさせ幸福感をもたらす
・悪感情をときほぐす
・抗うつ、催淫作用
=身体面への効果=
・ホルモンのバランスをとる
・インポテンツや不感症のような性的な障害に役立つ
・生殖機能、特に子宮の強壮剤になる
・呼吸や心拍を鎮め整える(瞑想に向いている)
=美容面への効果=
・皮脂の分泌を整えるので、あらゆるタイプの肌質に合う
・頭皮の強壮効果があり、昔から頭髪用品によく使われている